盤中(読み)ばんちゅう

精選版 日本国語大辞典 「盤中」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ちゅう【盤中】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 将棋、碁などの盤のうち
    1. [初出の実例]「盤中の駒かきよせ、ひっつかみ」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中)
  3. 食物を盛る器の中。
    1. [初出の実例]「黒飯を押いただひて行なふ体、盤中の飱粒々辛苦の吟尤重し」(出典:俳諧・類柑子(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む