目が明く(読み)めがあく

精選版 日本国語大辞典 「目が明く」の意味・読み・例文・類語

め【目】 が 明(あ)

  1. 目が見える。目が見えるようになる。
    1. [初出の実例]「盲(めし)ひたる人祈り請ひしかば多く復眼(メアク)こと有り」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)三)
  2. 分別がある。鑑識力がある。物事に明るくなる。目はしがきく。
    1. [初出の実例]「さあらぬ殿上人は四位・五位無きなし。六位もめあきたるは無きなし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
  3. 相撲で、負け続けてきた力士が初めて勝つ。また、大相撲初日に勝つ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 殿上人 実例 四位

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android