目を使う(読み)めをつかう

精選版 日本国語大辞典 「目を使う」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 使(つか)

  1. 目で相手に知らせる。目で合図する。
    1. [初出の実例]「其の時に、成村、彼の尻蹴(くゑ)よと云たる相撲に急ぎ目を態(つかひ)たりければ」(出典今昔物語集(1120頃か)二三)
  2. よく目を開いて見る。注意を払って見る。
    1. [初出の実例]「しのびていらば、音はたたじ、入共しらじ、さす腕(かひな)、袖の返しにめをつかひ」(出典:曾我物語(南北朝頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 成村 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む