目打ち(読み)メウチ

デジタル大辞泉 「目打ち」の意味・読み・例文・類語

め‐うち【目打ち】

千枚通し
洋裁手芸で、布に穴をあけたり、刺繍ししゅうの糸をさばいたりするときに用いるきり
ウナギなどを裂くとき、その目に打ち込む錐。
製本で、とじ穴をあけること。また、それに用いる鉄製の錐。
切手・印紙などの切り目に1列に連続してあける小さな穴。

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関連語 刺繍

とっさの日本語便利帳 「目打ち」の解説

目打ち

通常千枚通し、あるいは裁縫用の穴開け用具のことだが、郵便切手収入印紙などの切り取り用のミシン目のことも目打ちと呼ぶ。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

食器・調理器具がわかる辞典 「目打ち」の解説

めうち【目打ち】

うなぎ穴子などを割くとき、目の下に錐(きり)のような道具を打ち込んでまな板に固定すること。また、その道具。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の目打ちの言及

【ポンチ】より

…罫書(けがき)工具のうちで,工作上の目印を打ったり,ドリルの中心をもみこむための点を打つのに用いる工具もポンチという。工具鋼製の丸棒または多角形の棒の一端を鋭くとがらせたもので,目打ち(プリックポンチ)は先端角度が60度で,位置決めの点を打つのに,また心立てポンチ(センターポンチ)は先端角度が90度で,目打ちで打った穴を広げるのに用いる。【木原 諄二】。…

※「目打ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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