目沼村(読み)めぬまむら

日本歴史地名大系 「目沼村」の解説

目沼村
めぬまむら

[現在地名]杉戸町目沼

屏風びようぶ村の北に位置する。元禄郷帳に村名がみえ、高七一石余。当初は幕府領で、延享三年(一七四六)三卿の一橋領になったとされるが、寛政元年(一七八九)の幸手宿代助郷免除願(土生津家文書)により一橋領七一石余が確認でき、当村は日光道中の差村を命じられている。幕府鷹匠頭戸田五助組の捉飼場であった(文化一五年「捉飼場書上」藤塚村文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android