目言(読み)メゴト

デジタル大辞泉 「目言」の意味・読み・例文・類語

め‐ごと【目言】

《古くは「めこと」とも》
目で合図すること。〈和英語林集成
目で見て、口で言うこと。会って直接話すこと。
海山も隔たらなくになにしかも―をだにもここだともしき」〈・六八九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目言」の意味・読み・例文・類語

め‐こと【目言】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世「めごと」とも )
  2. 実際に目で見、口で話すこと。会って語り合うこと。
    1. [初出の実例]「あぢさはふ 目辞(めこと)も絶えぬ しかれかも〈略〉あやに悲しみ」(出典万葉集(8C後)二・一九六)
  3. 目で合図すること。目でものを言うこと。
    1. [初出の実例]「Megoto メゴト 眼語」(出典:改正増補和英語林集成(1886))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android