目黒不動遺跡(読み)めぐろふどういせき

日本歴史地名大系 「目黒不動遺跡」の解説

目黒不動遺跡
めぐろふどういせき

[現在地名]目黒区下目黒三丁目

目黒不動(滝泉寺)のある標高二〇―三〇メートル前後の舌状台地の斜面に立地する。独鈷どつこ滝や岩屋弁天いわやべんてん泉とよばれる湧水池の泉線に沿う縄文時代中期から後期にかけての集落跡。都内でも古くから知られ、明治三〇年(一八九七)の「日本石器時代人民遺物発見地名表」(第一版)には石斧石鏃出土したとある。昭和五五年(一九八〇)から寺の建築工事を機に調査が行われ、縄文早期から後期および弥生時代後期の土器などが出土。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android