盲鳥(読み)めくらどり

精選版 日本国語大辞典 「盲鳥」の意味・読み・例文・類語

めくら‐どり【盲鳥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目の見えない鳥。
    1. [初出の実例]「盲鳥(メクラドリ)を占めるやうに野郎の懐に捻込んで」(出典婦系図(1907)〈泉鏡花〉後)
  3. 子どもの遊びの一つ。めかくしのこと。めんないちどり。めなしどり。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android