直作(読み)じきさく

精選版 日本国語大辞典 「直作」の意味・読み・例文・類語

じき‐さくヂキ‥【直作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 直接その人が作ること。また、そのもの。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「是は釈迦如来の御直作(ジキサク)にて、外に類のなき物」(出典浮世草子・自笑楽日記(1747)四)
  3. 人手を借りないで自家で耕作すること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「旧神官僧侶従来直作致し来り候田畑」(出典:内務省達‐明治九年(1876)三月二五日(法規分類大全))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む