相互主体性(読み)そうごしゅたいせい

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

相互主体性
そうごしゅたいせい
Intersubjektivittドイツ語

(かん)主観性が認識の次元でおもに語られるのに対し、相互主体性は実践の場面で語られる。認識における知や実践における行為を担う主体が真に主体として存在するのは、他の主体と相互にかかわることによってのみ可能である。相互主体性において主体は真に主体として存在することができる。[細川亮一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の相互主体性の言及

【他者】より

…自己が他者に対して自由と責任の主体としてふるまうのであるから,他者をもまた自由と責任の主体として扱わなければ矛盾が生じる。この事態を相互主体性inter‐subjectivityの関係ないし相互承認の関係と呼ぶ。この他者には,さらに人間一般にとっての他者である神(絶対他者)を含めることもできる。…

※「相互主体性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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