相別る(読み)あいわかる

精選版 日本国語大辞典 「相別る」の意味・読み・例文・類語

あい‐わか・るあひ‥【相別】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「あい」は接頭語 ) 互いに別れる。離れ離れになる。
    1. [初出の実例]「波の上ゆ見ゆる小島の雲隠(がく)りあな気衝(いきづ)かし相別(あひわかれ)なば」(出典万葉集(8C後)八・一四五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android