相寄る(読み)あいよる

精選版 日本国語大辞典 「相寄る」の意味・読み・例文・類語

あい‐よ・るあひ‥【相寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「あい」は接頭語 )
  2. 添う。従う。心を寄せる。
    1. [初出の実例]「昼解けば解けなへ紐のわが背なに阿比与流(アヒヨル)とかも夜解けやすけ」(出典万葉集(8C後)三四八三)
  3. 互いに近寄る。近づき合う。あつまる。
    1. [初出の実例]「知己親類朋友に至るまで〈略〉残らず上海屋の新年宴会には相集(アヒヨッ)て各々顔を合せる」(出典:落語・鉄拐(1890)〈禽語楼小さん〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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