相撲村(読み)すまいむら

日本歴史地名大系 「相撲村」の解説

相撲村
すまいむら

[現在地名]長浜市相撲町

現市域北西部に位置し、南は祇園ぎおん村、北はもり村、細江ほそえ(現東浅井郡びわ町)、東は十里じゆうり村、西は琵琶湖に面する。北国街道が通る。室町期から相撲保の名がみえ、古代坂田郡条里の四条一一里・一二里に相当する。同保の一部は十二町保ともよばれたらしい。明応六年(一四九七)九月二六日の六角高頼寄進状(永源寺文書)によると、「坂田郡相撲保十二町」が永安えいあん(現神崎郡永源寺町)に寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android