最新 地学事典 「相馬中村層群」の解説
そうまなかむらそうぐん
相馬中村層群
Soma-Nakamura Group
阿武隈山地北東縁部に分布する中部ジュラ~最下部白亜系。相馬層群とも呼ばれた。年代未詳の鹿狼山層を不整合に覆う。下位から北沢・粟津・山上・栃窪・中ノ沢・富沢・小山田の7層に区分。岩相と層序は牡鹿層群に似る。粟津層と小山田層は海成泥岩,他は砂岩が主体。栃窪層と富沢層は陸成層で植物化石を含む。中ノ沢層は鳥巣型動物化石を多産し,上部に厚さ数十mの石灰岩をもつ。粟津層からBigotites, 中ノ沢層からAulacosphinctes, 小山田層からThurmanniceras等のアンモナイト化石を産出。層厚1,600m。
執筆者:寺岡 易司・滝沢 文教
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

