県居学派(読み)あがたいがくは

旺文社日本史事典 三訂版 「県居学派」の解説

県居学派
あがたいがくは

江戸中期,賀茂真淵 (まぶち) 門下学派
県居は真淵の号。『万葉集』をはじめとして日本古典を研究し,儒教仏教などの外来思想に影響されない純粋な古代精神の特質精髄を明らかにしようとする学派。楫取魚彦 (かとりなひこ) ・加藤千蔭・村田春海らが有名。のち国学に発展する。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android