県歩(読み)あがたありき

精選版 日本国語大辞典 「県歩」の意味・読み・例文・類語

あがた‐ありき【県歩】

〘名〙 主に平安時代地方官が、任国から任国へと地方を転々と勤務して回ること。
蜻蛉(974頃)上「たのもし人は、この十よ年のほど、あがたありきにのみあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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