真山村
しんざんむら
[現在地名]男鹿市北浦真山
真山の北東麓、賀茂川と相川の間に位置する。北へ約三キロ下ると海岸部の北浦村となり、東は安善寺村と接する。
真山・本山が山岳信仰の対象となったのは平安末期といわれ、登山口として早くから開けたと思われる。
正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に新山村二九石とある。享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)には当高二六石四升一合とあり、同一五年の「六郡郡邑記」によれば家数一三軒。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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