真山(読み)まやま

日本歴史地名大系 「真山」の解説

真山
しんざん

男鹿半島西端、ほん山の北に位置する。男鹿三山の一で標高五六七メートル。

湧出わきで山ともよばれ、平安末期以降熊野信仰が持ち込まれて、真山、または新山とよばれた。本山とともに赤神あかがみ山と称され、赤神を祀る。信仰の性格は本山と同じである。

北麓の真山村には真山赤神神社(現真山神社)の別当遍照院光飯こうぼう(現在廃寺)があり、嘉永期(一八四八―五四)の「絹篩」は「赤神山大権現、薬師堂、庚申堂、柴燈堂、八幡堂、五重石塔、般若堂、弁天堂、御輿堂、五社堂、虚空蔵堂」などの堂宇を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む