真暗闇(読み)まっくらやみ

精選版 日本国語大辞典 「真暗闇」の意味・読み・例文・類語

まっ‐くらやみ【真暗闇】

〘名〙 (形動)
① 真のやみであること。まったくくらやみであること。また、そのさま。
※応永本論語抄(1420)陽貨第一七「人として二南の詩を学ずは、顔を牆につきつけて、何をもえみずして、まっくらやみなるが如し」
前途希望のまったくないこと。また、そのさま。まっくら。
※古活字本毛詩抄(17C前)一八王を見てすればまっくらやみにぞ、御座あるぞ。すぐな事がない程に其事を思へば我心が悲しいぞ」

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