真猿(読み)マサル

デジタル大辞泉 「真猿」の意味・読み・例文・類語

ま‐さる【真猿】

サル古名多くまさる」に掛けていう。
大和なる姿の池にうきざるの―を君が影をこそ見れ」〈相如集〉

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精選版 日本国語大辞典 「真猿」の意味・読み・例文・類語

ま‐さる【真猿】

  1. 〘 名詞 〙さる(猿)」の異名。多く、「増(まさ)る」にかけて用いる。
    1. [初出の実例]「大和なる姿の池にうきさるのまさるを君が影とこそ見れ」(出典:相如集(995頃))

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