真珠茅(読み)しんじゅがや

精選版 日本国語大辞典 「真珠茅」の意味・読み・例文・類語

しんじゅ‐がや【真珠茅】

  1. 〘 名詞 〙 カヤツリグサ科多年草。高さ八〇~一二〇センチメートル。稈は三角形で太い地下茎から立ち上り、数枚の葉がある。葉身は幅の広い線形で先が長くとがり、長さ二〇~四〇センチメートル。基部は長さ約一〇センチメートルのゆるい葉鞘となる。夏から秋にかけて稈の先端に長さ約一〇センチメートルの円錐花序をつける。小穂の基部に長い葉状の苞がある。花の鱗片赤褐色。径二~三ミリメートルの真珠に似た果実をつける。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android