真身(読み)しんじん

精選版 日本国語大辞典 「真身」の意味・読み・例文・類語

しん‐じん【真身】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の報身または法身、あるいはこの二身の総称。転じて菩薩についてもいう。化身(けしん)・応身(おうじん)に対して用いる。
    1. [初出の実例]「譬如劫初成時、譬八地以上真身初建」(出典:勝鬘経義疏(611)摂受正法章)
    2. 「都(す)べては仏に真身(シンシン)応身まします」(出典:米沢本沙石集(1283)二)
    3. [その他の文献]〔智度論‐三〇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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