眷遇(読み)けんぐう

精選版 日本国語大辞典 「眷遇」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぐう【眷遇】

〘名〙 (「眷」はいつくしむ意) 目をかけてもてなすこと。手厚くもてなすこと。
※済北集(1346頃か)九・与明極「若能振起叢規。新行臘忌。不啻答皇上崇法之眷遇」 〔新唐書‐李晟伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「眷遇」の読み・字形・画数・意味

【眷遇】けんぐう

厚くもてなす。〔唐書、李伝〕にしてず。~を思ひ、乃ち鹽靈座を致す。其の眷始、與(とも)に比する無し。

字通「眷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android