眷遇(読み)けんぐう

精選版 日本国語大辞典 「眷遇」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぐう【眷遇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「眷」はいつくしむ意 ) 目をかけてもてなすこと。手厚くもてなすこと。
    1. [初出の実例]「若能振起叢規。新行臘忌。不啻答皇上崇法之眷遇」(出典:済北集(1346頃か)九・与明極)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐李晟伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「眷遇」の読み・字形・画数・意味

【眷遇】けんぐう

厚くもてなす。〔唐書、李伝〕にしてず。~を思ひ、乃ち鹽靈座を致す。其の眷始、與(とも)に比する無し。

字通「眷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android