着せ掛ける(読み)キセカケル

デジタル大辞泉 「着せ掛ける」の意味・読み・例文・類語

きせ‐か・ける【着せ掛ける】

[動カ下一][文]きせか・く[カ下二]
衣類を着せるために、からだにかぶせる。「コートを―・ける」
責任・罪などを他人に負わせる。
「人ニ罪ヲ―・ケル」〈和英語林集成

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精選版 日本国語大辞典 「着せ掛ける」の意味・読み・例文・類語

きせ‐か・ける【着掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]きせか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 着物の類を体などにかぶせる。
    1. [初出の実例]「長老衣きればとてきせかけられてきて居たまで」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一五)
  3. 難儀、責任、罪などを他人に負わせる。
    1. [初出の実例]「イヤガウエニ シンラウヲ qixecaquru(キセカクル)」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「ヒトニ ツミヲ kisekakeru(キセカケル)」(出典:和英語林集成(初版)(1867))

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