着並・著並(読み)つきなむ

精選版 日本国語大辞典 「着並・著並」の意味・読み・例文・類語

つき‐な・む【着並・著並】

〘自マ四〙 ならんで着席する。居ならぶ。つきならぶ。
※二十巻本天徳四年内裏歌合(960)一「殿上人(うへびと)は後涼殿すのこに、北南につきなみたり」

つき‐なら・ぶ【着並・著並】

〘自バ四〙 =つきなむ(着並)
源氏(1001‐14頃)乙女「座につきならびたる作法よりはじめ、見も知らぬさまどもなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android