普及版 字通 「睿」の読み・字形・画数・意味
睿
14画
(異体字)叡
人名用漢字 16画
[字訓] あきらか・ふかい
[説文解字]
[金文]
[字形] 象形
字の上部は面をうている帽飾。(えい)はその下部に神容を示す谷をしるす。睿はその口(祝詞の器の(さい))に代えて目を加えたもので、深々とした面貌の意。叡は手でそのいを披(ひら)く形。みな叡明の意をもつ字である。〔広雅、釈詁三〕〔玉〕に「智なり」とあり、〔説文〕四下に叡の古文とする。
[訓義]
1. さとい、あきらか。
2. ひじり。
3. ふかい。
[古辞書の訓]
〔立〕睿 フカシ・アキラカナリ・ミヤビト・サカン 〔字鏡集〕睿・叡 アキラカ・アキラケシ・カシコシ・サカシ・ヒジリ・フカシ
[熟語]
睿渥▶・睿化▶・睿感▶・睿訓▶・睿才▶・睿算▶・睿旨▶・睿思▶・睿資▶・睿聖▶・睿性▶・睿藻▶・睿断▶・睿知▶・睿聴▶・睿哲▶・睿図▶・睿聞▶・睿▶・睿明▶・睿覧▶・睿慮▶
[下接語]
殷睿・君睿・思睿・縦睿
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報