矢延平六(読み)やのべ へいろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢延平六」の解説

矢延平六 やのべ-へいろく

1610-1685 江戸時代前期の武士,治水家。
慶長15年生まれ。讃岐(さぬき)高松藩士。初代藩主松平頼重(よりしげ)につかえ,讃岐平野に新池(しんいけ),仁池(にいけ)などの溜め池を多数つくり,干害をふせいだ。平六をまつった新池神社の「ひょうげ祭り」が知られる。貞享(じょうきょう)2年7月1日死去。76歳。名は叶次(やすつぐ),可次。通称は伝六とも。姓は矢野部ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む