知らざるを知らずとせよ(読み)しらざるをしらずとせよ

故事成語を知る辞典 「知らざるを知らずとせよ」の解説

知らざるを知らずとせよ

知ったかぶりをせず、知らないことは知らないとはっきりさせよ、という教え。

[使用例] 流説にアブノーマルな作家だとおききしていたけれど、“知らざるを知らずとせよ”の流法で御一緒に箸をとる[山崎富栄*雨の玉川心中|1947]

[由来] 「論語―為政」に出て来る孔子のことばから。「これを知るを之を知るとし、知らざるを知らずと為す。れ知るなり(知っていることを知っているとし、知らないことは知らないと区別する。それこそが知るということだ)」とあります。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「知らざるを知らずとせよ」の解説

知らざるを知らずとせよ

知らないことは、知ったふりをせず知らないとはっきりさせよ。知っていることと知らないことをはっきりさせることが真に知ることである。

[解説] 「論語―為政」にあることば。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android