デジタル大辞泉 「知ろしめす」の意味・読み・例文・類語 しろし‐め・す【知ろしめす】 [動サ四]《「しらしめす」の音変化で、平安時代以降の語》「知る」の尊敬語。1 知っていらっしゃる。おわかりでいらっしゃる。「故按察大納言は、世になくて久しくなり侍りぬれば、え―・さじかし」〈源・若紫〉2 お治めになる。「すべらぎの、天の下―・すこと」〈古今・仮名序〉3 管理なさる。お世話なさる。「さらに―・すべきこととは、いかでか空にさとり侍らむ」〈源・夢浮橋〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例