知嚢(読み)チノウ

デジタル大辞泉 「知嚢」の意味・読み・例文・類語

ち‐のう〔‐ナウ〕【知×嚢/××嚢】

知恵のたくわえ。また、知恵に富んだ人。知恵袋。「―を絞る」

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精選版 日本国語大辞典 「知嚢」の意味・読み・例文・類語

ち‐のう‥ナウ【知嚢・智嚢】

  1. 〘 名詞 〙 たくわえもった知恵。また、知恵に富んだ人。知恵袋。
    1. [初出の実例]「智光大徳は、〈略〉白壁の天皇のみ世を以て、知嚢日本の地を蛻(もぬ)け、奇神知らざる堺に遷りき」(出典日本霊異記(810‐824)中)
    2. 「智嚢と云はるる者ぢゃほどに」(出典:史記抄(1477)一二)
    3. [その他の文献]〔史記‐樗里子伝〕

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