知的援助(読み)ちてきえんじょ(その他表記)intellectual aid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「知的援助」の意味・わかりやすい解説

知的援助
ちてきえんじょ
intellectual aid

研究協力や情報提供など,途上国発展に必要な戦略づくりにかかわる経済協力。知的ノウハウだけでなく,研究能力など自立的発展のための基盤づくりにも貢献できる援助形態。途上国の発展にとって経済社会の実態の正確な把握分析,これに基づく発展戦略づくりがますます重要となってきている。このような点についての途上国自身の力を向上させるため,途上国の研究機関との共同研究,研究助成,経済開発計画づくりへの寄与,経済協力基盤ネットワークを通じた日常的情報ノウハウの提供・交換など,知的援助の重要性が高まってきている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む