知知(読み)しるしる

精選版 日本国語大辞典 「知知」の意味・読み・例文・類語

しる‐しる【知知】

〘副〙 (動詞「しる(知)」の終止形を重ねてできた語で、「知る」という動作反復継続を表わす) 知りつつ。知りながら。
伊勢物語(10C前)四二「昔、をとこ、色好みとしるしる女をあひいへりけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android