知足村(読み)ちそくむら

日本歴史地名大系 「知足村」の解説

知足村
ちそくむら

[現在地名]篠山市知足

鷲尾わしお村の北東に位置し、黒岡くろおか川が流れる。慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に「北之庄内知足村」とみえ、高一〇八石余。正保郷帳では田高一〇一石余・畠高六石余。「丹波志」ではきた庄のうちで、高一二一石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では郡家組で、家数三〇・人数一四〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android