短期資本取引(読み)たんきしほんとりひき(その他表記)short-term capital transactions

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「短期資本取引」の意味・わかりやすい解説

短期資本取引
たんきしほんとりひき
short-term capital transactions

対外資本取引のうち債権,債務の期間が1年以内のものをいう。期間に定めがないものでも短期的性格を有する資産,負債の取引はこのなかに含まれる。日本の国際収支表短期資本収支に計上されるのは,民間非金融機関居住者の行う短期資本取引であるが,それは主として財の輸出入に伴う貿易信用の授受から成る。その資産の内容は延払輸出信用,輸入前払金,負債面は輸出前受金および輸入信用などである。通貨当局と外国為替銀行の行う短期資本取引は,上記とは別に金融勘定に計上される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む