石丸又新村(読み)いしまるまたしんむら

日本歴史地名大系 「石丸又新村」の解説

石丸又新村
いしまるまたしんむら

[現在地名]砺波市石丸・東石丸ひがしいしまる

石丸村の東にある。庄川分流であった千保せんぼ川は寛文一〇年(一六七〇)から正徳四年(一七一四)にかけて松川除まつがわいけ築堤で締切られた。同川跡は享保一一年(一七二六)礪波となみ郡全村の共同責任で高四千五〇〇石で請負われ、沿岸各村に割当てられて開発が進められた(「金沢御用留」川合家文書)。これにより成立した石丸村内の定免新開地が天保一一年(一八四〇)に一村立てとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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