石珠骨(読み)せきしゅぼね

精選版 日本国語大辞典 「石珠骨」の意味・読み・例文・類語

せきしゅ‐ぼね【石珠骨】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、江戸吉原の遊女石珠が、考案し創始したといわれている扇の一種。骨が細くきゃしゃにつくられたもの。茶人などが好んで使い茶器寸尺をとるための尺扇として使用した。「せきしゅ」を「せきしゅう」とあやまって発音したところから、石州骨とも書かれた。石州の扇。〔評判記・吉原丸鑑(1720)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む