石立(読み)いしだて

精選版 日本国語大辞典 「石立」の意味・読み・例文・類語

いし‐だて【石立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いしぐみ(石組)
    1. [初出の実例]「ほう金剛院のいしたてなどにめされてまゐり給ひけるとかや」(出典:今鏡(1170)五)
  3. いしくばり(石配)
    1. [初出の実例]「本因坊(ほんゐんはう)の哥に、石立(イシタテ)は、あひ手によりて、打かへよ、さて劫(こう)つもり、時の見あはせ」(出典仮名草子・悔草(1647)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android