最新 地学事典 「石英質アレナイト」の解説
せきえいしつアレナイト
石英質アレナイト
quartzose arenite
砂岩の分類において,含まれる泥質基質が15%未満で,主要構成粒子のうち石英(チャートを除く)を75%以上含むもの(岡田博有,1971)。石英を95%以上含むものを特に石英アレナイトまたはオーソコーツァイトと呼ぶ。現在,組成的に成熟したものは大河川の河口付近の海浜砂や,大陸内部の風成砂に典型的であり,堆積環境の影響も大きい。石炭層直下に産するganisterは不安定粒子の溶出によって形成された石英質アレナイト。石英アレナイトはH.Williams et al.(1954)が使い始めた。
執筆者:楠 利夫
参照項目:オーソコーツァイト
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

