砂になる(読み)すなになる

精選版 日本国語大辞典 「砂になる」の意味・読み・例文・類語

すな【砂】 に なる

  1. 無駄になる。ふいになる。
    1. [初出の実例]「しんどが利になる蒟蒻(こんにゃく)の、砂になるかと悲しさに」(出典浄瑠璃伊賀越道中双六(1783)六)
  2. 金にならない。
    1. [初出の実例]「揚屋方の座敷ふさげの砂(スナ)に成(ナル)客を蒔出す」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む