朝日日本歴史人物事典 「砂川野水」の解説
砂川野水
江戸中期の勧農書の著者。阿波国(徳島県)の吉野川中・下流地域の人。経歴は不明であるが,一般農民ではなく村役人層に属する人物とされている。阿波での社会的分業の展開(稲作・藍作)を背景にして享保8(1723)年,村役人の観点から『農術鑑正記』を刊行。<参考文献>三好正喜他「『農術鑑正記』解題」(『日本農書全集』10巻)
(葉山禎作)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...