砂水銀(読み)さすいぎん

最新 地学事典 「砂水銀」の解説

さすいぎん
砂水銀

liver mercury

初成の含辰砂鉱体が風化・崩壊することによって生じた辰砂の砂鉱。辰砂は水や酸に溶けにくくて重いため砂鉱をつくりやすいが,通常,露頭部から数百m程度の範囲内にとどまる。辰砂の語源「辰州の朱砂」が示すように,中国湖南省西部の砂水銀は古来著名。日本では北海道の幌加内・竜昇殿などで採掘されたことがある。しかし一般に稼行対象になるよりも,露頭探査に利用されることが多い。小豆大以上のものは芋辰砂(または「いも」)と称し,品位が高く,探査・採掘両面で歓迎される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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