翻訳|cinnabar
cinnabar ,cinnabarite
化学組成HgSの鉱物。三方晶系,空間群P3121およびP32 21,格子定数a0.4160nm, c0.9540,単位格子中3分子含む。深紅色透明の菱面体結晶または褐赤色不透明塊状や粒状をなす。通常,双晶面(0001),双晶軸(0001)で双晶を形成。劈開{
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
硫化鉱物の一つ。水銀の鉱石鉱物として重要であるのみならず、顔料として古代から広く用いられている鉱物。黒辰砂metacinnabarおよびハイパー辰砂hypercinnabarと同質異像関係にある。合成物の実験では、純粋な辰砂は約345℃で黒色の黒辰砂相当相に転移し、約481℃でハイパー辰砂相当相に転移する。浅~中熱水鉱床中、緑色岩中、変成層状マンガン鉱床中などに産し、硫化鉄鉱物、硫化砒(ひ)素鉱物、炭酸塩鉱物、石英、有機物質などと共存することが多い。自形は六角柱状で、貫入双晶(二つの個体が互いに入り組んだ双晶)をつくることもある。日本では、北海道常呂(ところ)郡留辺蘂(るべしべ)町(現、北見市留辺蘂町)イトムカ鉱山(閉山)、奈良県宇陀(うだ)郡菟田野(うたの)町(現、宇陀市菟田野地区)大和(やまと)水銀鉱山(閉山)などが有名であった。
[加藤 昭 2017年5月19日]
辰砂
英名 cinnabar
化学式 HgS
少量成分 ―
結晶系 三方
硬度 2~2.5
比重 8.20
色 赤~暗赤
光沢 金剛
条痕 赤~暗赤
劈開 三方向に完全
(「劈開」の項目を参照)
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)1 人から受けた礼・贈り物に対して行為や品物で報いること。また、その行為や品物。「地酒を贈って返礼する」2 仕返しをすること。また、その仕返し。意趣返し。返報。[補説]書名別項。→返礼[...