砂漠植物(読み)さばくしょくぶつ

精選版 日本国語大辞典 「砂漠植物」の意味・読み・例文・類語

さばく‐しょくぶつ【砂漠植物】

  1. 〘 名詞 〙 砂漠に生育する植物乾燥塩分に強く、多年生のものでは一般に多肉で、葉が肥厚したり退化したりして、特異な形をしたものが多い。サボテン科トウダイグサ科に属するものなど。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の砂漠植物の言及

【休眠】より

…この場合休眠の維持にとって重要なのは種皮の存在で,種皮を機械的あるいは化学的に破壊してやれば,休眠は解除されて種子は発芽する。他方,多くの砂漠植物では種子を包んでいる殻に水溶性の強力な発芽阻害物質が含まれており,雨が降るとこれが水に溶けさり,抑制がとれて発芽が始まる。また種子の完成後,水,温度などの外的条件が十分であっても一定の期間は種子は発芽せず,自発休眠する場合もある。…

※「砂漠植物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む