砕心(読み)サイシン

デジタル大辞泉 「砕心」の意味・読み・例文・類語

さい‐しん【砕心/×摧心】

[名](スル)いろいろと気をつかって苦労すること。
「―勉励すれども之を慰労する者に乏しく」〈織田訳・花柳春話

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精選版 日本国語大辞典 「砕心」の意味・読み・例文・類語

さい‐しん【砕心・摧心】

  1. 〘 名詞 〙 心をくだくほど、あれこれと苦心すること。献身的に考え苦心すること。
    1. [初出の実例]「暫伴声花鸞殿客、摧心追憶侍仙闈」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・三月尽日惜春〈藤原季綱〉)

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