デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原季綱」の解説 藤原季綱 ふじわらの-すえつな ?-? 平安時代中期-後期の官吏,漢詩人。南家藤原実範(さねのり)の子。母は高階業敏の娘。天喜(てんぎ)4年(1056)の「殿上詩合」に文章生(もんじょうしょう)としてくわわる。東宮大進(とうぐうのだいじょう),備前守,越後守などをへて大学頭(かみ)となった。詩文は「本朝無題詩」などに二十余首がはいっている。康和4年(1102)以前に死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例