砕残偽斑晶(読み)さいざんぎはんしょう(その他表記)porphyroclast

岩石学辞典 「砕残偽斑晶」の解説

砕残偽斑晶

岩石の成分鉱物が粒状化作用を受けた際に,その作用を免れた部分斑点状に残って斑晶のように見えるもの.大きい角状またはレンズ状の残晶が,細粒潜晶質マトリクスに囲まれた組織で,破砕で変形した岩石に形成される[Becke : 1903, Waters : 1932].モルタル(mortar)組織と同義

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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