硬質ポリ(読み)コウシツポリエンカビニル

化学辞典 第2版 「硬質ポリ」の解説

硬質ポリ(塩化ビニル)
コウシツポリエンカビニル
rigid poly(vinyl chloride)

塩化ビニル重合体中で可塑剤を含まないか,含量約10% 以下で常温で外見上硬い状態のポリ(塩化ビニル)成形品総称.可塑剤含有の多い軟らかい成形品は,軟質ポリ(塩化ビニル)として区別される.工業用,一般用のパイプ,シート類や玩具,文具,レコード材料,管継手などに用いられる.また,塩化ビニルに高級ビニルエーテルを共重合させて可塑性を与えたもの(無可塑ポリ(塩化ビニル樹脂))もある.[CAS 9002-86-2][別用語参照]塩化ビニル樹脂

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む