硬鉛(読み)コウエン

デジタル大辞泉 「硬鉛」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん〔カウ‐〕【硬鉛】

合金の一。鉛は軟らかいので、アンチモンを1~10パーセント加えて硬くしたもの。アンチモン鉛。

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百科事典マイペディア 「硬鉛」の意味・わかりやすい解説

硬鉛【こうえん】

鉛にアンチモンを加えた合金。耐食性はよいが硬さが不足する鉛の材質を改善したもの。アンチモン1%以下は鉛管,1〜3%はケーブル鉛被,3〜4%は蓄電池などに使用
→関連項目耐食合金

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改訂新版 世界大百科事典 「硬鉛」の意味・わかりやすい解説

硬鉛 (こうえん)

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世界大百科事典(旧版)内の硬鉛の言及

【鉛合金】より

…鉛がもつ種々の特性を生かし,使用目的に合うように強さや硬さなどの不足する点を補った,鉛を成分の一つとする合金の総称。広く用いられているのが鉛‐アンチモンPb‐Sb合金で,実用鉛合金中で硬度が最も高く,硬鉛と呼ばれる。機械的性質,耐食性にすぐれる。…

※「硬鉛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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