精選版 日本国語大辞典 「碇縄」の意味・読み・例文・類語 いかり‐なわ‥なは【碇縄】 〘 名詞 〙 「いかりづな(碇綱)」に同じ。「いかり」の「いか」が「如何」に音が通じるところから「如何で」の、また、縄を繰(く)ることから「苦し」の序詞の一部ともなる。[初出の実例]「みなと出づるあまのを舟のいかりなは苦しき物と恋を知りぬる〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋一・六三八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例