碾割(読み)ひきわり

精選版 日本国語大辞典 「碾割」の意味・読み・例文・類語

ひき‐わり【碾割】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 穀類を臼であらびきにすること。
    1. [初出の実例]「破れ戸の釘うち付る春の末〈越人〉 見世はさびしき麦のひきはり〈芭蕉〉」(出典:俳諧・曠野(1689)員外)
  3. ひきわりむぎ(碾割麦)」「ひきわりめし(碾割飯)」の略。
    1. [初出の実例]「ふるされて檜扇を燃て秋の蚊火 涙露けし挽(ヒキ)わりの粥」(出典:俳諧・若みどり(1691))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む